ふじさん82事件簿

静岡にUターン移住。大型犬との暮らしをメインに考えた家を建て、新幹線通勤夫婦とバーニーズの ぽてと♀ こたる♂ ぼたん♀との暮らしのブログだ!!

第90話 組織球肉腫(悪性)ラストシーズン〜さよなら〜

9月23日深夜2時頃 ぼたんが旅立った。

22日19時

私が帰宅した時には、呼吸が荒く酷くなったり、落ち着いたりを繰り返していた。

私が帰ってくるのをずっと待っていたようで、いつもの帰宅時間くらいから何度か頑張って顔を上げては、倒れるを繰り返していたそう。。

夫が基本的には在宅オンライン勤務となっているので

とても助かった。。。

 

水も嫌がるようになり、ただただ口を開けて苦しさに耐えていた様子だったので、もう苦しみから解放してあげようとなり、夫が先生に電話をした。

 

でも ぼたん自身がそれを止めてくれた。

先生からの折り返しの電話を待っている間に、

私の手がぼたんから離れていたけれど、夫の手はぼたんを撫でていたのに、 私に向かって前足で「触って、こっちに来て」 と催促した。

鼻でクイクイと手を自分に寄せるように訴える。

そんな元気はないはずなのに。。

どんなに苦しくてもできる限り家族と傍にいたいという ぼたんの声のような気がして先生には「このまま看取ります」 と伝えて終えた。

 

その後は家族でずっとぼたんの隣で寝ていた。

騒ぐこともなく その瞬間を私たちに気づかせる事なく静かに息を引き取った。

 

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苦しい身体から解放されて魂は嬉しいだろうな。

飛び跳ねてるだろうな。

 

大好物やご飯をいつも飯を食べていたところにおいてあげる。

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今はこなたがずっとぼたんにおしりをくっつけている。

こなたにとっては気難しいお姉ちゃんだったけど

ぼたんはこなたが大好きだった。

こなたもずっと心配して様子見てくれていたよ。

はなまるもぼたんから離れる事なく周りをウロウロしていたよ。

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健康診断で今回の病気が発覚して、今まで頑張って寛解を目指してきました。

無症状から抗がん剤を行うことが出来たから

ここまで一緒に過ごせてきたと思う一方で

全てをあるがままに任せる方が良かったのか考える事もあります。

ぼたんの年齢が2桁いっていて症状が少しでも出ていたら、あるがままを選んでいたと思いますが。

 

肺組織球肉腫 ニムスチン(ニドラン) の投薬記録が

誰かの色々な選択の参考になればと思い記録に残します。