第88話 悪性組織球肉腫(悪性)〜シーズン10 〜 方針
とりあえずは貧血の改善と栄養補給的な意味で輸血を行った。
抗がん剤副作用での貧血なのか、骨髄転移によるものなのかわからないけれどおそらく貧血だけでなく血小板なども無くなっているだろうから。。
抗がん剤と輸血、検査でぼたんの脚は痛々しい。。
水ばかり飲むから体内の浸透圧が心配。
アクエリアスなど薄めて飲ませてみると怪訝な顔をする。けど何とか飲んではくれる。
少しでも食欲があれば助かるけれど。
今は痛みなどはなく穏やか過ごせてる。
トイレは何とか自分で行ける。
寝場所の移動も出来ている。
短い距離なら移動はできている。
けど。。今のところまともに食べ物は受け付けてくれない。。
ガン寝w
みんなでぼたんの傍でゴロゴロ出来るように
ドッグマットを拡張w
これからの方針を決めて担当医に伝えた。
最優先は、穏やかに旅立たせてあげること。
出来るだけ痛みや苦痛を与えないように、長引かせないようにする事。
病院が大嫌いで、最近では預ける時に派手に泣くようになった。ぼたんにとっては本当にストレスなのだと思う。
こうゆう事も考慮して、これからは都度の対処を決めて行かなくてはいけないなと思う。
ぼたんの傍にさりげなくずっといる こなた。
色々わかっているんだなって思う。
私たちには、したくない決断も迫られるかもしれない。
ぼたんの痛みや苦しみを長引かせることも、またそこから解放する事ができるのも自分たちしかいないと言う事をきちんと認識しておかないといけないなって
思う。。。。