第64話 裏切った思い出??の話
今日 小学校の同級生にバッタリ遭遇。
マスクをしてた私は気づかれる事はなかったけれど。
相手さんはマスクしてなかったので気づくことが出来た。
これを買ってた私w
今日遭遇したTさんとは小学校5・6年生の時の同級生。
このころ女子って3〜4グループに分かれてて、
Tさんは、その中の中心的グループの中心的存在の子だった。
私は、そういった空気に馴染めないタイプでどこのグループにも属さない子の中の1人だった。
それでもTさんとは個人的に仲が良く、
誕生会に呼ばれたり、一緒に遊んだりしていた。
もちろんほかのグループの中の子とも互いの家を行き来したりもしていて個別で仲良くしてる子は多かった。
ある日、クラスでモテモテ男の子Iくんの家で仔犬がたくさん生まれたと盛り上がっていた。既に犬好きだった私も見に来て!と声をかけてもらえたけれど習い事があって見には行けなかった。
翌日 帰りの会 という名のホームルームで騒ぎがあった。
先生が、Tさんグループが給食で出た手羽先の骨をみんなから集めて 仔犬のところに持っていき犬たちにあげたために犬親子とも全て死んでしまったと。。
Iくん不在中に、お庭に入っての出来事だったらしい。
泣きながら悲しみと犬の苦しんだ様子と怒りをぶつけるIくん。
泣き叫ぶTさんグループ。
今の時代からは考えられないカオス教室だった。
そんな時、先生が1人1人に意見を求めた。
意見を言えない子は多くて。。
でも男子の多数は「犬殺し!」とTさんグループを罵る子が多かった。
女子は、意見を言う子のほとんどが
「トリの骨を犬にあげちゃダメって知らなかったんだから 仕方なかった」とか「これから気をつければいいと思う」という意見だった。
彼女たちを罵る女子は誰1人いなかった。
そんな中、空気を読まなかった私。。
「知らなかったのはわかったんだけど。。。
知らなかったら殺してもいいんですか?
Iくんに謝らなくてもいいんですか?」
と問いかけてしまった。
実際は、自分には全く関係ない事件だし、見ていた訳でもないのに、ずっと帰してもらえずカオスの中にいるのも凄くイヤだったし、なんだか泣きながら自分たちのしたことを一生懸命正当化して、ひと言もIくんに謝ろうとしないTさんたちにも 子供心に凄く違和感があった。
どう解決したかは覚えてないけれど、
その後は、ずっとクラスの雰囲気は最悪だった。
私は 後日、Tさんグループから「裏切り者!!!」と言われた。
仲の良かった友達が2人くらいまで減った。
逆に男子からは心配されて、気遣ってもらえたけれど。。。
そんな私に、先生が言った事は今も忘れない。
「女子はみんな同じ意見だったんだから
同じように言えば良かったんだぞ。自分の撒いたタネだな」と。
あああ
暗い思い出だ。。。
かーちゃ元気出して!
早くご飯用意するだもん!
この話題はつづかないw