第39話 初七日お出かけ
19日はこたるの初七日。
初七日まではこたる は確実に家に居ることがわかった。
イビキが聞こえることがあったり
隣に住む弟宅の姪っ子が うちに来た時 「ここにいる」って教えてくれたり
弟から電話が突然きて「ひなた(姪っ子)が
何もない天井や壁を見て ニコニコ笑って手を振って わんわん わんわんって言ってる」と教えてくれたり。
子供好きなこたるはお隣にお邪魔してたとわかったり。
切なくなるけど嬉しかった。
偶然にも初七日はバニバニハウスに遊びに行くことになった。
きっと嬉しかっただろうな。
ぼたんも家にひとりで居るより 気が紛れているようで 大勢の中で好きにやっていたよ。
ちょっと安心した。
今は疲れ果てて爆睡中。
日常の中にあるいつもの楽しい週末 いつものメンバー いつもの場所 いつものご飯 いつもの会話
四十九日までいつも通りにしてあげよう。
第38話 こたる享年8歳11ヶ月半
今日 こたるが逝った。
あとちょっとで9歳の誕生日だった。
年末年始に軽井沢で親戚同様になってしまった(笑)バニバニ家と年越しをして 帰ってきてから調子を崩し、輸血をしたけどみるみる状態は悪くなり。。。。だった。
検査が出来る状態ではなかったから ちゃんとした原因はわからないけど 個人的には持病と抗がん剤など諸々が重なってだとは思っている。
こたる には本当にいろんな意味で助けてもらった。悲しみに溢れてた我が家に光りをくれて
誰とでも仲良く出来る平和主義(事なかれ主義ともいう)で子供が好きで。
我が家の親族みんなから愛されてた。
私の中ではブサカワの王道で 疲れる事や
ちょっと落ちるような事があった時には いつも「早く帰ってこたるに会いたいなあ」と一番に思っていた。
「癒してくれる」子だった。
こたるもぽてと同様に約束をきっちり守ってくれた。
ぽてと を見送ったときに
「おねーちゃんみたいに とーちゃ かーちゃが居る時に旅立ってね。どうしても辛かったら仕方ないけど。なるべく1人ではいかないでね。
あと おねーちゃんみたいに あまりに急過ぎると びっくりしちゃうから 心の準備が出来る時間を少しでもちょうだいね でも苦しくて痛かったりがあったら無理はしないでね。」
って言ってあったのです。
もう本当に本当に本当に感謝しかない。
そしてまた色んなタラレバを考えてしまう。
私たちがこたるたちのいる世界に行く時にまた会えると思う。待ちきれなかったら 生まれ変わって また来て欲しい。
こたる ぽてとと会えるかな。
第37話 ママっ子こたるん と便乗ぼたん
ぽてとの介護をしてる時は、決して邪魔しなかった こたる。
黙って遠くから見てて 私がひと息つくと のっそりと傍に来た。
その反面 ぼたんは「あたちっあたちっ」で 邪魔はするわ ストーカーだわ。
それでも 怒られるとすぐに 相方のとこへ行ってたっけ。
ぽてとが居たから お散歩も相方担当で もう確実にパパっ子なんだと思ってた。
ぽてとがいなくなったんだと こたるもぼたんもぽてとを探さなくなったのと同時期から
こたる ぼたんのママっ子化が始まった。
正確には ぽてとの介護介助が始まる前に戻ったっていう方が正しいかな。
でも 以前とは比べものにならないくらい 必死さを感じるママっ子化だけど💦
お腹が空いてて なんか食べたいからだろうと思ってた要求吠えも 撫でると治るから「傍に来て」だったんだなあと。
最近では 「かーさんが行かないなら お散歩行かない」とか「とーちゃじゃないっ かーちゃなの」という主張が増えてきた。
めんどくさいけど。。。
めんどくさいけど 可愛いじゃないかっっ💕
です。
ぼたんも便乗で 「かーちゃかーちゃ」になってきて。。。
うざいけど
ウザいけど 可愛い。。。❤️
2頭とも ずっと ぽてと優先で考えてくれてたんだなあと気付かされました。
今までの分 取り戻すかのような甘えん坊ぶりです。
第36話 こたるお気に入りお散歩コース
今日もこたるお気に入りスポットへ。
いい感じそうなハイキングコースをポツポツ
見つけるんだけど こたるの体力を考えると
うっかり入山出来ず。。。。
ちょこっとした小川を見つけたり。。
こたるはまったり時間がとっても長く(笑)
ぼたんはチャカチャカ動くし。。
この時期は雲なし富士山ばっかりでちょっとさみしい。。
逆さ富士にはいいけどね〜
春までは人も少ないし、予定のない週末は遊びに来てあげようと思うのでした。
第35話 地元散策
引っ越しして来て1年経ってしまったのに ちゃんと散策出来てなかった。
上京して地元にUターンするまで約25年で色々変わっちゃってた。
変わってなければワンズと遊べるとこはいっぱいあったのに 今は全て観光地化されちゃってる。
スクール水着で網もって遊んでた滝
冷たすぎて長く入ってられない川
ノーリードしてても平気な山や森
もう そんなことできない。。。。
世界文化遺産になって盛り上がってる地元だけど 自由がなくなったです。
なので 色々調査に行った。
昔よく遠足で行ったお山。
ちょっと険しくて こたるには無理だった。
ぼたんは登山する気満々。
登山というより トレッキングかな。
だから湖畔に続く森を抜けよう。
森を抜けて遊歩道へ。
遊歩道をこたるはとても気に入った見たい。
展望スポットでずっとまったりしてたかったみたいだよ。
帰りたくないって(笑)
そして逆さ富士は普通にいつも。
湖畔まで行ける。
こたるお気に入りスポット
帰りは あさぎりに寄って ワンズに冷たいお水あげて ラーメン食べて帰宅。
今日は湖のお祭りでそこそこ人が居たけど
遊歩道を歩く人は多くはなかったかな。
帰りに寄った しまむら が大混雑だったけど(爆)
春 夏は無理だけど 春まではいい散歩スポットになると思うです。
お昼にゆるゆる出発して 夕方16時に帰ってきたよ。
また行こっと。
第34話 大事件!になってもーた!
命に別状はない。
でも 新幹線通勤者には絶対起きて欲しくないこと。
それは。。。
定期忘れ。
やってもーーーーーたーーーーーーっっっ
(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
わたしのばかーーーーーーーっっっっっっっ
最悪な日だ。。。
第33話 ぽてとの初七日
昨日は、ぽてとさんの初七日だった。
こたる信玄餅事件のせいもあり、
先週は本当に精神的に疲労困憊な週だった。
あまりに急に亡くなりすぎてた ぽてとは自分自身何が起きたか分からないと思うので、初七日まではいつも通りに過ごしていた。
話しかけたり 呼んでみたり。
とは言っても 意識しなくても ふいに呼んでしまったり、ぽてとの〜をしなくちゃ とか思ってしまったり。
意外と多かった ぽてと専用アイテム
↓
ぽてと用タオルかけ と ぽてと用ゲート
ぽてと用タオル
ぽてとの行動範囲は全てムニュ
ぽてと用のコルクマット
ぽてと用のベッドに上がる階段
ぽてと用の水飲みボウル
大したことじゃなかったはずなのに この1週間本当にやる事が減ってしまっている。
ぽてとの関係するこまごまとした事の多さや費やした時間を今更ながらに感じて そうした事の一つ一つや時間を本当に本当に愛おしく思う。時が戻らないかなと。
介助介護中は ぽてとが訳わからない事すると
ケンカもした。文句も言った。そんな時間が戻って欲しいと心から願ってしまう。
でも ぽてとを行くべきとこに行かせなくてはいけない。初七日が過ぎたから もう今まで通りにはしてはいけない。
初七日の夜 1人でキッチンにいたら ぽての息遣いが聞こえた。こたる ぼたんの呼吸は確認したけど 全くハアハアしていない。その確認中
も聞こえていた。
「ぽーちゃん!」と呼んだら 聞こえなくなった。
まだ居てくれてるんだなって思った。
四十九日にはしっかり旅立って貰わないと思っている。