第17話 大事件!になりかけた。
そう。
本日もご機嫌に早朝に新幹線に乗った。考え事をしながらではあったのですがね。
座席ついて、呑気にコーヒーでも飲もうかとバッグから水筒を出した時に異変に気がついた。定期入れが空っぽ。
どゆこと?どゆこと????
座席でバッグをひっくり返す。も。。。ない。
ポケットを探しまくる。も。。。。ない。
磁気定期券だから改札で切符のように入れて出てきたら受けとらなくちゃ行けない。
多分。。受け取ってないかも。。。とふと思う。
埼玉にいた頃は、Suicaだったから 改札ではかざすだけ。その癖がなかなか抜けなくて大崎駅では 磁気定期をかざしてしまうことが今でもちょこちょこあるから。
Suicaはあった(笑)
そんなとき丁度 乗務員のおねーさんが通過したので、呼び止めて 事の顛末を伝えた。周囲の人たちも新幹線通勤者ばかりだから事の重大さがわかるのでしょう。ギョッとした顔で私を見る。
とにかくという事で乗務員さんが駅に問い合わせしてくれることになった。
それでも一応。。と思い 私を追いかけるように新幹線に乗る夫に 駅に着いたら定期券の忘れ物がないか聞いて欲しいと電話した。
乗務員さんの返事や夫からのメールを待っている間 周囲の人たちの目が痛い。。好奇心と哀れみの目で見られてるんだろうなあと。。
熱海辺りで乗務員さんから「ありましたよ」と連絡が来た。同じ頃夫からも「あるって」と連絡が入って安堵。
家族なら受け取れると言う事だったけど、仕事が終わる時間が全く合わないから とりあえず受け取らなくていいという事にした。
だけど 品川に到着してから私どうするんだろう。。大崎では??帰りは?!
と悶々としていると、また乗務員さんがやって来て
「品川と大崎には連絡してありますので、駅員の指示に従ってください」と。
やっと本当にホッとした瞬間でした。
周りの人たちは事の成り行きを見てたのか ようやく私に声かけられる状態と判断したらしく
「よかったね」とか「連絡してくれるんだねー」のお言葉を頂いた。そんなこんなで無事品川に到着。
改札付近の駅員さんに
「あの。。定期券を。。」と言っただけで速攻
「新富士駅忘れた方ですね」とにっこり。そしてワラワラと他の駅員さんもやって来る。
「新富士駅から連絡と定期券のコピーがFAXで届いてるので大丈夫ですよ。この切符で大崎で下りて、帰りは大崎で手書きの切符を発行してもらってくださいね」と名前を言うのと引き換えに小さな切符を貰った。
JRの対応の早さに心から感謝したけど、恥ずかしかった。。。。こっぱずかしかった。。
帰りに発行して貰った手書きの切符は定期券のコピーまで貼ってあって なんとも言えなかった。
このおかげで切符買わなくて済んだのだから感謝しなくてはです。
でもでも。。。恥ずかしかった。。。。
手書き切符&コピー
誰かに拾われて 払い戻しとかされてなくて よかった。。。風に舞ってどこか行っちゃわなくてよかった。。
定期券買い直しは痛すぎる。
これからは改札で定期券を必ずチェックしようと心に誓ったです。
JR の皆さま 本当にありがとうございました。